加圧トレーニングがダイエットにオススメな理由とは?~成長ホルモンは体脂肪を分解する?!~
DIET × KAATSU TRAINING
体重を落とすだけでなく、
美しく引き締めたい。
そんな身体づくりに、加圧トレーニングという選択肢。
こんにちは!福岡みらいスタジオの石田です。
突然ですが、ダイエットをするとき、みなさんは何を目標にしていますか?
体重を減らしたい。お腹まわりをスッキリさせたい。二の腕を引き締めたい。昔着ていた服をもう一度着たい。
目標は人それぞれですが、共通しているのは「今よりも自分の身体を好きになりたい」という気持ちではないでしょうか。
そのために食事を見直したり、ウォーキングを始めたり、ジムに通ったり。どれも素晴らしい取り組みです。
ただ、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。
目指したいのは、
体重が軽い身体ですか?
それとも、引き締まった身体ですか?
実は、この2つは似ているようで少し違います。
今回は、美しく引き締まった身体を目指すための方法として、加圧トレーニングをご紹介します。
ダイエットは食事制限だけでいい?
まず、ダイエットで体脂肪を減らすためには、食事を見直すことが大切です。
摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスを整え、無理のない範囲でエネルギー不足をつくることが基本になります。
「やっぱり食事制限が必要なのか……」と思った方。
そうなんです。
ここは大切なポイントです。
ただし、食べる量を減らせば減らすほど良い、というわけではありません。
食事量を極端に減らすと、体脂肪だけでなく筋肉まで減ってしまう可能性があります。
体重計の数字は順調に減っているのに、なんだか身体にハリがない。
以前より疲れやすくなった。
そんな状態は、できれば避けたいですよね。
そこで大切になるのが、筋肉を維持するための運動です。
目指したいのは、体重を落とすことだけではありません。
食事を無理なく整えながら、筋肉を大切にして体脂肪を減らしていく。
そんな身体づくりを目指したいところです。
加圧トレーニングと成長ホルモンの関係
加圧トレーニングについて調べたことがある方なら、「成長ホルモン」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
成長ホルモンは、子どもの成長に関わるだけでなく、大人になってからも身体のさまざまな働きに関係しています。
例えば、筋肉や骨の代謝、脂質の代謝などにも関わるホルモンです。
実は、この成長ホルモンには、体脂肪をエネルギーとして利用するための「脂肪分解」を促す働きがあります。
体脂肪はスイス銀行の預金みたいなもの?
ちょっとイメージしてみてください。
体脂肪は、スイス銀行の厳重な金庫に預けられたお金のようなもの。
「お金を引き出したい!」と思っても、審査が厳格でなかなか簡単には取り出せません。
私たちの体脂肪も、これに少し似ています。
体脂肪は、必要なときにエネルギーとして使えるように蓄えられています。
ただし、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は、そのまま筋肉のエネルギーとして使えるわけではありません。
まずは中性脂肪を分解し、脂肪酸とグリセロールに分けて、脂肪酸を血液中に送り出す必要があります。
この「脂肪を取り出す作業」を脂肪分解(リポリシス)といいます。
そして、このリポリシスを後押ししてくれる担当者の一人が、成長ホルモンです。
もちろん、成長ホルモンが一人で担当しているわけではありません。
アドレナリンやノルアドレナリンなど、ほかのホルモンも脂肪分解を促します。
まぁ、簡単にまとめると…
体脂肪を減らすためには、分解して燃やしやすい「脂肪酸」にする必要があるってことです。
では、加圧トレーニングとの関係は?
ここで加圧トレーニングの話に戻りましょう。
実は、専用のベルトで血流を適切に制限しながら行う低負荷の筋力トレーニングでは、運動後に成長ホルモンの分泌反応が大きくなることが研究で報告されています。
つまり、比較的軽い負荷で運動しながら、成長ホルモンなどのホルモン反応を引き出せることが、加圧トレーニングの特徴の一つなのです。
「おお!それなら加圧をすれば脂肪がどんどん燃えるのでは?」
……と期待したくなりますよね。
ただし、ここは少し冷静に考える必要があります。
「成長ホルモンの分泌=体脂肪が減る」ではありません。
いくら体脂肪を分解して燃やしやすい「脂肪酸」にしても、食事がコントロールできていなかったり、運動量が低い状態では「脂肪酸」は燃えません。
時間がたてば中性脂肪に戻ってしまいます。
では、なぜダイエットに加圧がおすすめなの?
成長ホルモンの話も興味深いですが、私が加圧トレーニングをおすすめする理由は、それだけではありません。
加圧トレーニングには、筋肉への刺激や成長ホルモンの分泌反応など、身体づくりに役立つ特徴があります。
美しく引き締まった身体を目指すうえで、注目したい3つのポイントをご紹介します。
POINT 01
筋肉を鍛えて、メリハリのある身体へ
ダイエットでは体重を減らすことに注目しがちですが、美しく引き締まった身体を目指すなら、筋肉を鍛えることも大切です。筋肉を維持・向上させることで、身体のハリを保ち、メリハリのあるボディラインを目指せます。
加圧トレーニングは、専用ベルトで血流を適切に制限しながら運動することで、比較的軽い負荷でも筋肉に刺激を与えられます。
POINT 02
成長ホルモンによる脂肪分解を後押し
成長ホルモンには、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪の分解を促し、脂肪酸を血液中に放出する働きがあります。加圧トレーニングでは、運動後に成長ホルモンの分泌反応が一時的に高まることが研究で報告されています。
つまり、成長ホルモンの働きは、体脂肪をエネルギーとして利用するための最初の段階である「脂肪分解」にも関係しているのです。加圧トレーニングは、ダイエットを後押しする選択肢になります。
POINT 03
肌や髪のアンチエイジングにも注目
成長ホルモンは、筋肉や脂質の代謝だけでなく、身体の組織を維持する働きにも関わっています。その一つが、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンの合成です。成長ホルモンはコラーゲンの生成にも関係しており、健康的な皮膚を維持するうえでも重要な役割を担っています。
こうした働きから、成長ホルモンはアンチエイジングの観点でも注目されているホルモンです。身体の内側から健康を考えるうえで、知っておきたい成長ホルモンの働きです。
加圧トレーニングだけで痩せる?
ここまで読んで、「それなら加圧トレーニングだけやっていれば痩せられるの?」と思った方もいるかもしれません。
もちろん、加圧トレーニングは身体づくりに役立つ方法ですが、これだけで体脂肪が落ちるわけではありません。
体脂肪を減らすためには、食事や日常生活での活動量も大切です。
例えば、トレーニングを頑張ったからといって、その日のご褒美にケーキをホールで食べてしまったら……。
うれしい気持ちはよく分かります。私もケーキは好きです(笑)。
ただ、身体づくりという視点では、食事と運動のバランスを考えることが大切ですね。
また、筋肉をしっかり大きくしたい方や、より高い筋力を目指したい方には、一般的なウエイトトレーニングも有効です。
加圧トレーニングは、従来の筋力トレーニングに取って代わる万能な方法ではありません。目的や身体の状態に合わせて、さまざまな運動方法を使い分けることが大切です。
美しく引き締まった身体を目指すために
- 食事を無理のない範囲で整える
- 筋肉を維持するための運動を取り入れる
- 日常生活で身体を動かす機会を増やす
- 継続できる方法を見つける
ダイエットの方法に迷ったら、加圧という選択肢を
ダイエットの方法は一つではありません。
食事を見直すことも、ウォーキングを始めることも、通常の筋力トレーニングに取り組むことも、どれも身体づくりに役立つ方法です。
そして、そこに加圧トレーニングという選択肢を加えてみるのも良いと思います。
特に、筋肉を刺激したいけれど重たい負荷を扱うことには抵抗がある方や、効率よく筋力トレーニングに取り組みたい方には、検討する価値のある方法です。
なお、加圧トレーニングは血流を制限して行うため、誰にでも同じ方法で実施できるわけではありません。健康状態や既往歴などを確認し、適切な圧力と運動内容で行うことが重要です。
福岡みらいスタジオでは、一人ひとりの身体の状態や目標を確認しながら、加圧トレーニングを取り入れたマンツーマン指導を行っています。
「体重を落とすだけでなく、身体を引き締めたい」
「運動を始めたいけれど、何をすればいいかわからない」
「自分に合ったトレーニング方法を知りたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
FUKUOKA MIRAI STUDIO
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福岡みらいスタジオは、博多駅から徒歩3分、みらいクリニック内にあるパーソナルトレーニングスタジオです。
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参考文献・関連研究
・血流制限運動後のホルモン反応に関するシステマティックレビュー
Hormonal, immune, and oxidative stress responses to blood flow-restricted exercise
・過体重・肥満の成人に対する血流制限トレーニングのメタ解析
Effects of blood flow restriction training on cardiometabolic health and body composition
・体重管理における食事・身体活動に関するガイドライン
NICE: Physical activity and diet

