知らないと損する内臓の話!食事で【痩せ菌】を増やせ

トレーニングの効果をシッカリと手にするためには、内臓のケアも必要です!

私たちはトレーニングをすることで筋肉に負荷を与えて、食事で栄養を補給して、睡眠時に筋肉を成長させています。

シッカリと食事を食べていたとしても、内臓の働きが悪ければ、栄養を消化吸収ができません。

なかなか結果が出ないという方は、内臓環境に気をつけてみてください。

腸内環境というか、腸内細菌ですね!

腸内細菌の中でも【痩せ菌】と呼ばれる菌がいます。

そんな痩せ菌を育てるために必要なことを書いてみたいと思います。

おなかを崩してしまうと、トレーニングを頑張っていても、食事を頑張って食べても結果が出ませんしね^^;

知らずに損をする前に、普段の食事を見直してみてください!

腸内細菌ってなに?

腸内細菌という言葉は、皆さんご存じだと思います!

ですが、腸内細菌が何をしているのかは知らない…

という方が多いのではないでしょうか?

腸内細菌の働きは以下の5つと言われています。

  1. 病原体の侵入を防ぐ
  2. 食物繊維を分解して短鎖脂肪酸を作る
  3. ビタミン類の生成
  4. ドーパミンやセロトニンの生成
  5. 免疫力

どれも大事な働きなのですが、カラダに良い菌もいれば、悪い菌もいます。

悪い菌が増えてしまうと、栄養の吸収が上手くいかなかったり、お腹の調子が悪くなってしまいます。

最近では、大腸癌・うつ病・アレルギー・認知症とも関係があると言われているようです。

健康のためにも、ボディメイクのためにも腸内細菌を育てないといけません!

腸内細菌には痩せ菌とデブ菌がいる

腸内細菌の中には、私たちが太らないようにしてくれる菌がいます。

全人口の3割くらいの人は生まれつき「痩せ菌」を持っていて、食べても太りにくいそうです。

ですが、この痩せ菌…

食事が悪くなると簡単にいなくなってしまいます。

私が読んだ本で面白い実験を行っていましたので紹介します。

イギリスのティム・スペクター博士の「the diet myth(ダイエットのウソ)」より。

食事、とくにファストフードが腸内細菌に与える影響を調べた実験。

博士の息子さん(23歳)の食事を、10日間マクドナルドのみ(バーガー・ナゲット・コーラ)にしたそうです。

腸内細菌の変化をみてみると…

  • 痩せ菌が激減して、デブ菌が増加
  • 2日目には4割近くの腸内細菌が死滅

デブ菌の増殖スピードは想像以上に速い!ということがわかりますね。

もちろん、被験者の数も少ない(というか一人)ですし、絶対にこうなる!というわけではありません。

ですが、ファストフードばかりの偏った食事を続けていくとカラダに悪い!ということは皆さん何となくわかりますよね?

野菜が足りない…とか、栄養バランスが…とかだけではなくて、腸内細菌が死滅してしまう。

特に痩せ菌が死んでしまうのは、文字通り死活問題です。

同じような実験をした「スーパーサイズ・ミー」という映画もありますので、気になる方はぜひ観てみてください^^

ポリフェノール・食物繊維・オメガ3をシッカリと

ティム・スペクター博士によると、腸内細菌を育てていくためには以下の9品目が重要とのことです。

  1. ダークチョコレート
  2. コーヒー
  3. ナッツ類
  4. オリーブオイル
  5. セロリ
  6. ブロッコリー
  7. ガーリック
  8. 青ネギ
  9. ベルギービール

ポリフェノール・食物繊維・オメガ3をしっかりと摂取しなさいということでしょうかね。

当たり前ですが、これだけ摂っていれば大丈夫!というわけではありません。

食事はバランスです。

お肉も野菜も大事。

脂質もオメガ3・オメガ6・オメガ9のバランスです。

なんでもそうですが、極端な制限をしないようにされてくださいね^^

サプリなどもありますが、まずは食事の改善を!

何事も根本を正さない限り、結果は出ません。

ぜひ、上記の食材が食卓に並ぶ機会を増やしてみてください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です